【バレエ新刊】バレエの世界史 〜美を追求する舞踊の600年〜
バレエの歴史といえば、有名な言葉があります。
ご存知の方も多いと思うのですが
「バレエはイタリアで生まれて、フランスで育って、ロシアで花開いた!」
とよくいわれます。
最後のロシアで〜という表現は
成熟した、ともいわれております。
確かに、西洋社会の中でイタリアは長く文化の中心であったし
ローマ帝国の流れはヨーロッパの歴史の中で重要な立場にありました。
西洋文化はギリシャ・ローマを中心に発展してきました。
さらにルネサンス期にあっても、文化の変革はイタリアを
切り離して語ることはできません。
こうした文化の中で、ときの権力者、富裕層たちの中で
生まれたのが宮廷舞踊
のちのバレエへと繋がります。
まさに、
このバレエの歴史について語った本が発売されます。
バレエの世界史 〜美を追求する舞踊の600年〜
バレエの世界史-美を追求する舞踊の600年 (中公新書, 2745)
海野敏先生の著作で、中央公論新社の中更新書として
3月22日に発売
バレエの歴史について、もっと知りたい方には
おすすめの本です。
バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、現代まで伝わるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へ…六百年の歴史を通観する。
出版社 : 中央公論新社
発売日 : 2023年3月22日
言語 : 日本語
新書 : 320ページ
スタジオのブログでも、以前この辺りのことを記事にしましたので
併せてご覧になると面白いです!
【バレエ動画】YouTubeに〜エクセルシオール〜をアップしました
野沢きよみバレエスタジオのYouTubeバレエ動画ライブラリーに新しい動画、
〜エクセルシオール〜を
アップしましたのでお知らせします。
エクセルシオール
このバレエは、イタリアのミラノ・スカラ座バレエ団の演目が特に有名です。
人類の英知を象徴する光と無知の象徴である闇。闇に囚われていた光が解放され、新たな時代が始まる。闇は人類の発展を邪魔するが、光は人々に智慧を与え彼らを成功に導いていった。蒸気船、電気の発明、スエズ運河の建設、モンスニトンネルの開通・・・奴隷は解放され自由を謳歌する。文明の勝利である。
タイトルもテーマのどちらも深淵で、私たちの世界に鋭く訴えかけるものがあります。
しかし、今回YouTubeにアップした作品は
野沢きよみが子供たちのために、深いテーマとは関係なく
新しく再演出・再振付をした作品です。
気軽にバレエを楽しんでいただけると嬉しいです。
強いて言うなら
子供たちの純粋で、踊りに夢中になっているその姿が
ストレートに訴えかけてきます。
バレエを楽しみ、踊りを楽しむ
そして、
もっと高みを目指す
その気持ちが舞台に溢れています。
ジュニアクラスの無料体験レッスン受付中です!
野沢きよみバレエスタジオでは、土曜日のジュニアクラス(ジュニアA、ジュニアB)に
無料体験レッスンを行なっています。
バレエが初めての方
バレエに興味のある方
踊ることが好きな方
この機会に無料体験レッスンを受講してみてはいかが